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湖南省元教師 香港で迫害を訴える

2013年01月08日
【新唐人2013年1月8日付ニュース】中国湖南省の元教師・羅洪中(ら こうちゅう)さんは、基本的な権利を守るために長年陳情を続けたことで、中国当局によって5年にわたる迫害を受けました。近日、香港を訪れ、新唐人記者に自身の境遇および強制労働収容所での見聞を話しました。
 
今年66歳の羅さんは、初めて香港を訪れ、自身が受けてきた迫害を訴えました。1999年、湖南省隆回県では、300名あまりの教師が一方的に解任され、これより羅さんの途方もない陳情の道のりがスタート。羅さんは、2度に渡り強制労働収容所に計5年間監禁され、死ぬより辛い日々を送ったと話します。
 
湖南省元教師 羅洪中さん
「彼らに迫害され、死にかけました。長時間労働、毎日24時間、連続数日間労働します。次に 砂入り米や低品質米を食べさせられます。飲み込めず、胃が爆発しそうでした。強制労働が終わって歩けなくなると、彼らは殴打します。死にそうに痛いです。彼ら官僚は残忍です、犬のような官僚です」
 
また、二つの労働収容所で迫害を受けていた期間中、もっとも残虐な虐待を受けていたのは法輪功学習者だったと話します。
 
湖南省元教師 羅洪中さん
「人の足を踏みつけ骨折させても、強制労働させます。歩けないので這っていくと、嘘だと言って、また足で踏みつけます。彼らは本当に残忍です。(法輪功は)私たちよりももっとひどい仕打ちに遭っていました」
 
また、強制労働制度の廃止を求める署名を集めたことで、地元警察からは“マフィアを利用して殺す”と脅迫を受けているそうです。でも羅さんは、共産党の迫害はもう恐くないと強調し、香港には真実を暴露するために来たと話します。
 
湖南省元教師 羅洪中さん
「迫害を受けている人たちのために、声を発したいです。迫害の深刻さを知ってもらい、我々が受けている冤罪を訴え、共産党の残忍さを知ってもらい、庶民を迫害する彼らの悪行を暴露するためです」
 
羅さんはまた、中国民衆の共産党脱退を支持すると示し、これは正義の行動であると話ました。
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/荻野 映像編集/工)
 

 

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